街の迷惑者・世の厄介者どもよ、お天道様は見ているぞ!
傍観者

 中国の広東で2歳の女児が轢き逃げされる事件がありました。ところが、親子連れなどけっこう人通りのある商店街なのに、通行人は誰ひとり女児を助けようとしません。みな横目で眺めて傍らを通り過ぎ、まもなく女児はまた別の車にも轢かれました。その様子を捉えていたのは防犯カメラですが、18人もの人々が何もしないで通り過ぎ、7分経ってからようやく母親が駆け付けたのでした。
 ゾッとする光景です。中国四千年の惨忍非道の歴史の、その一端を垣間見た思いです。轢いた運転手はもちろん断罪されて当然ですが、瀕死の女児に近寄ろうともしない通行人たちは、人間の形はしているけれど、犬畜生にも劣る生き物に見えたものでした。倫理のかけらもありません。
 この動画が全世界に流れたとき、日本のテレビでは轢かれた女児にボカシが入っていました。では、報道した中国のテレビ局にはそのような配慮があったでしょうか。こうした報道の在り方にも日本人と中国人の精神構造の違いが表れています。人民日報が発表した「私たちの誰もが傍観者になりうる」の論評は、通行人の無関心ぶりを批判したというよりも、中国で多発する轢き逃げ事件だけを取り上げて警鐘を鳴らしているみたいです。
 
 30年前に日本に帰化した元中国人の知人女性にこの動画を見せました。
「恥ずかしい……」
 彼女の第一声です。これが人として当たり前の感情でしょう。
「でも、私の田舎の中国人は皆、素朴で温かな人たちです」
 とも言いました。
 もちろん13億の中国人すべてが、無恥で惨忍だとは私も思いません。
 しかしこの動画にあった、流れ出る女児の血を見ても平然と通り過ぎた傍観者たちよ、恥を知れ!

スポンサーサイト

[2011/10/22 12:05] | 中国
トラックバック:(0) |
コメント:
この記事へのコメント:
コメント:を投稿
URL:

パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
この記事へのトラックバック: